「NHKスペシャル、グーグル革命の衝撃」の感想
1月21日、たまたま新聞のテレビ番組欄を見ていて面白そうだと思い見ました。
日本では、検索エンジンといえばYahoo Japanの方が利用率が高くて、Googleは2番手なのですが、本場のアメリカでは日本にないサービスが充実していて、たったの8年間で株式時価総額18兆円の企業になったということも納得できました。日本のインターネット事業でのリーディング・カンパニーであるYahoo Japanの株式時価総額が3兆円弱であることを考えると、Googleは予想以上に大きな可能性を秘めた企業なのかもしれません。
番組には、Googleの成功を、ある意味で脅威と感じさせるような内容もあったけれども、日本も国策として何か対策を打った方がいいのではないかと思いました。情報産業省を作る構想などが、先日、ニュースで流れましたが、インターネットの世界は従来の枠組みでは捉えきれない面もあると思うので、それは良い考え方だと思います。
番組の中では、Googleの人材採用の方法、Google社内やSEOサービス業者への取材なんかが面白いと感じました。私のようにIT業界とは無縁の人間にとっては新鮮でした。
いろいろ調べてみて面白いことが分かりました。米国におけるGoogleの市場シェアは2006年12月で47.3%、Yahoo!は28.5%、MSNは10.5%です。対して日本では、2006年3月の検索の国内利用率はヤフーが64.5%、Googleは34.7%。米国での巨人Googleが日本ではYahooに大きく負けています。Googleは、今のままでは日本では勝てません。
なぜGoogleは今まであらゆるメディアの長期取材を受け付けなかったのに、NHKの取材は受けたのか?上記の結果を見れば分かるように、現在、Googleはほとんどあらゆるジャンルにおいて世界ではトップ近くになっているのに、日本ではあの「Yahoo!」にはばまれ、まともに進出できていない現実があります。つまり、Googleにとってはどうしても日本進出の足がかりとして知名度を上昇させる必要があり、そのために「NHK」でGoogleの特集が放送されることはメリットのあることだ、というように判断したのではないかと推測できます。
2007年、Googleは日本市場において、次の一手をどのように打ち出すのか?期待は大きいです。
(2007年1月23日 時事問題!時事問題・痛いニュースを斬る!)
日本では、検索エンジンといえばYahoo Japanの方が利用率が高くて、Googleは2番手なのですが、本場のアメリカでは日本にないサービスが充実していて、たったの8年間で株式時価総額18兆円の企業になったということも納得できました。日本のインターネット事業でのリーディング・カンパニーであるYahoo Japanの株式時価総額が3兆円弱であることを考えると、Googleは予想以上に大きな可能性を秘めた企業なのかもしれません。
番組には、Googleの成功を、ある意味で脅威と感じさせるような内容もあったけれども、日本も国策として何か対策を打った方がいいのではないかと思いました。情報産業省を作る構想などが、先日、ニュースで流れましたが、インターネットの世界は従来の枠組みでは捉えきれない面もあると思うので、それは良い考え方だと思います。
番組の中では、Googleの人材採用の方法、Google社内やSEOサービス業者への取材なんかが面白いと感じました。私のようにIT業界とは無縁の人間にとっては新鮮でした。
いろいろ調べてみて面白いことが分かりました。米国におけるGoogleの市場シェアは2006年12月で47.3%、Yahoo!は28.5%、MSNは10.5%です。対して日本では、2006年3月の検索の国内利用率はヤフーが64.5%、Googleは34.7%。米国での巨人Googleが日本ではYahooに大きく負けています。Googleは、今のままでは日本では勝てません。
なぜGoogleは今まであらゆるメディアの長期取材を受け付けなかったのに、NHKの取材は受けたのか?上記の結果を見れば分かるように、現在、Googleはほとんどあらゆるジャンルにおいて世界ではトップ近くになっているのに、日本ではあの「Yahoo!」にはばまれ、まともに進出できていない現実があります。つまり、Googleにとってはどうしても日本進出の足がかりとして知名度を上昇させる必要があり、そのために「NHK」でGoogleの特集が放送されることはメリットのあることだ、というように判断したのではないかと推測できます。
2007年、Googleは日本市場において、次の一手をどのように打ち出すのか?期待は大きいです。
(2007年1月23日 時事問題!時事問題・痛いニュースを斬る!)