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華麗なる一族、空しさを原作よりも増したかな、鉄平の壮絶な死

鉄平の壮絶な死は、原作通りでしたが、鉄平が父と対決したことで、空しさが増しました。小が大を飲み込む銀行合併は成功しましたが、鉄平の死後、鉄平が父大介の実子だったことが判明するのも原作通りです。

父の事業上の野望は一時的に成功しますが、華麗なる一族は鉄平の死によりバラバラになってしまいます。そして、モデルとなった太陽神戸銀行は三井銀行と合併し、その後、住友銀行と合併し、現在は三井住友銀行となってますことからも分かりますように、銀行再編の流れは続き、大介の野望も次の新たな銀行再編の流れの中で飲み込まれていってしまうのでした。

それにしても、最後に勝者はなく空しさだけが残るという原作と同様の仕上がりは見事でした。

(2007年3月18日 時事問題!時事ニュース・痛いニュースを斬る!)

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